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2011年9月 8日 (木曜日)

(その12)どうして「なでしこ」ジャパンなの?

 疑問に思ったので、簡単に調べてみました。

 2004年に日本サッカー協会が女子日本代表チームの愛称を公募して、約2700の応募の中から決定したそうです。愛称を使えば認知度が高まり、女子サッカーの発展につながる、というのが制定の意図のようです。

 なでしこそのものはナデシコ科の多年草植物の名前で、秋の七草のひとつです。

【萩の花(はぎのはな) 尾花(をばな) 葛花(くずはな) なでしこの花 女郎花(をみなえし) また藤袴(ふじばかま) 朝顔(あさがほ)の花(万葉集1538)】

 という山上憶良の、秋の七草をそのまま詠み込んだ歌がありますから、古くから愛玩され鑑賞される植物だったのでしょう(ちなみに春の七草は食用ですが、秋の七草はふつうは食べません)

 またなでしこは、「撫でし子」=「なでるようにかわいい子」=「愛らしい女性」、に通じ、そこから日本女性を意味する象徴的な「大和撫子(やまとなでしこ)」という言葉が生まれたようです。

 なでしこは、見た目にきれいで、かつ、強い植物なので、可憐で繊細ながら、芯の強い日本人女性のイメージにぴったりということでしょうか。

 というわけで、なでしこジャパン 応援しています!

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