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2011年9月24日 (土曜日)

(その28)北野天満宮の大黒さんに小石を乗せる話

 北野天満宮、中門を出たところの大黒さんの灯籠の鼻の穴(えくぼって説もあるけど)に小石を乗せられたら、いいことがある」 と、だれかに聞いた。

 初めて行った時は、大黒さんの場所がわからなくて往生した。

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 ようやく見つかったが、鼻の穴の面が急傾斜で、小石はなかなか乗らない。何度かチャレンジしているうちに、どうにか乗せることができた。

 「これで、オレにもいいことがある」

 その日一日、気分がよかった。 ところが、別の人が言った。

 「あれは、乗った小石を財布の中に入れておくと金運がつくのだよ」 と。

   なんと!…幸いなことに北野天満宮は近所だ。歩いて行ったとしても30分ほど。勇んで、もう一度出かけて行った。 今回も、二三回チャレンジしているうちに乗る。小石を財布の中に入れる。

 「これで金持ちになれる」

  思わずニンマリした。 ところが、また別の人に言われた。

 「何度も石を代えたのでは意味がない。天神さんにおまいりした直後、チャンスは一度きりだ。でないと、金運どころか、失敗ぐせの悪運がついてしまう」 と。

  なんと!…小石が乗って金運がついたと自慢したつもりが、逆に悔しい思いをすることになった。ためらうことなく再度出かけて行った。 失敗は許されない。

 一回で乗った! だが、失敗を恐れるあまり、石がちっちゃい。

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 よっしゃー、両方に乗せた! 財布に入れるにはちょうどのサイズだ。

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 それから数十日が過ぎた。今も小石は財布に入っている。がしかし、以来金運がついたとはとても言えない。夏休みには、年寄りにせびられて一泊二日旅行で散財させられた。九月に入ってからも、なんらいいことはない (…かといって、悪いこともないが)

 結局、気持ちの問題だ。

 『オレは、北野天満宮の大黒様の鼻の穴に、一回で小石を乗せることに成功した。だから金運がついている

 これが自信につながり、結果、いいことを招き、金運を招くのだと思っておこう。

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