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2011年10月23日 (日曜日)

(その57)雨あがりに思うこと

昔、ほととんぼが学生のころ、友人に“痔”を患っている男がいました。イボ痔か切れ痔か、そこまではわかりませんが、イスに座るときにはいつも痛そうに体をひねっていました。そしてとうとう痛みに耐えかねて手術を受けました…

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ある日、体育の授業でのことです。手術直後で、医者から運動することを止められていた彼は見学していました。授業は1500m持久走です。タイムが直接成績に影響するので、みんな真剣です。その日は雨上がりで、ぬかるんだグラウンドを走るのは結構大変でした。

「おまえは見学でエエなぁ。みんなドロドロになってがんばってるのにー」

走り終えた私たちは、ゼイゼイしながら言ったものです。すると授業の最後に体育の先生がみんなを集めて言いました。

「今日はごくろうさまでした。残念ながら、ひとりだけ病気のために走れなかった人がいます。でも、昨日からの雨もやんで、彼の病気もまもなく治ることでしょう。雨降って“痔”固まる

全員大爆笑だったのはいうまでもありません。

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