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2011年10月31日 (月曜日)

(その65)高山彦九郎像のこと

京都の三条大橋の横で両手をついて京都御所を遙拝している“おじさん”の像があります。

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↑これが高山彦九郎です。

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高山彦九郎という人は、今の群馬県の生まれで、江戸時代後期の人です。寛政の三奇人のひとりとして知られています。尊王の志が厚く、全国をまわって人々に尊王の大切さを説きました。その志は幕末の尊王攘夷運動に大きな影響を与えたと言われています。

今度、三条大橋に行くことがあったり、川端通りを車で走ることがあったら、ぜひ確かめてみてください。おでこにシワのよった大きなおじさんが、川端三条の東南角で御所の方を向いて両手をついてはります(笑)

なぜそこに像があるのかというと、彦九郎は旅の途中で京都の街に入るたびに、三条大橋から御所を向いてひざまづいた、と言われているからです。

あるとき京都で大火があり、御所も焼けたことがありました。旅先でそれを聞いた彦九郎は昼夜駆けとおしで京都へ向かった、といいます。私は決して尊王攘夷派ではありませんが、そういう彦九郎の情熱に感動します。

 

その68)続・高山彦九郎像のこと

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