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2011年10月28日 (金曜日)

(その62)北杜夫さんを悼む

作家の北杜夫さんが亡くなった。

ちょっとショック…。いや、かなりショック。残念です。

中学生のとき、初めて読んだのが船乗りクプクプの冒険、そして、どくとるマンボウ航海記だった。

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長い間忘れていたけど、あらためて本棚の奥から引っ張り出してきてみると、表紙にシミがついていて、紙は黄色く変色していた。船乗りクプクプの冒険には1972.8.24 どくとるマンボウ航海記には1972.8.26 と読了の日が書いてある。そうか、39年前かぁ。2、3日の間に続けて読んだんだ。あれは、中学3年生のときだったんだ。

ちょうど文学に目覚めたころで、学校の先生が薦めるまま、夏目漱石や森鴎外、芥川龍之介を、意味のわからないままに読んでいた。 そこへ、友人に 『北杜夫を知ってるか? おもしろいから読んでみろ』 と教えられて、それまでに読んだ本とは全然違う、新鮮なユーモアにあふれた文章に驚いたのだった。ホント、おもしろかったなぁ。寝床の中でクスクス笑っていたのを、いまでもよく覚えている。

それから、私は北杜夫のトリコになった。(ここでトリコと書くところが北杜夫風です)

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お亡くなりになったと聞いて、追悼の気持ちを込めて、北杜夫さんの本を並べてみた。このほかに文庫が20冊くらいあるから、自分で言うのもなんだけど、ハマり度合いがよくわかる(笑)

そうか、亡くなったんだ。さびしいなぁ。かなしいなぁ。

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北杜夫さんの作品には、本当に楽しませてもらいました。どうもありがとうございました。最後に、多くの人が同じことを思ってるだろうけど、ほととんぼも、北杜夫ファンの例にもれず、いまも口癖のようになっているこの言葉を贈ります。

「さようなら、バイバイよ」

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コメント

>竹馬の友さん 
北杜夫氏の文章は、ある意味、われわれの思考パターンのベースになっていると思います。手元にある新潮文庫「船乗りクプクプの冒険」にはY氏の読了の日も書いてありました。たぶん回し読みしてたんやねぇ。遠藤周作、なだいなだ、北杜夫。いずれも竹馬の友さんに教えていただきました。ということは、むしろ竹馬の友さんのほうが影響力が大きいかな(笑) 

何だか自分の若い(と思ってる or 思いたい)部分も一緒に逝ってしまった気持ちです。

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