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2011年11月18日 (金曜日)

(その83)宍(しし)の話 

昔から、食肉に供されるお肉のことを「○○しし」と呼びます。

いのしし(猪)、かのしし(鹿)などです。「」と書いてししと読むこともあります。また人の場合も特にお尻から太ももにかけてを宍肉(ししにく)と言ったりします。

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猪肉をぼたん(牡丹)というのは、肉の色が牡丹の花の色に似ているからという説があります。また、鶏肉をかしわ(柏)というのは地鶏の羽の色が柏の葉が紅葉した時の色に似ているから、同様に、馬肉はさくら(桜)、鹿肉はもみじ(紅葉)なのだそうです。

なぜこのような呼び方をするのかというと、仏教で肉食が禁じられているにもかかわらず肉を食する人が多く、直接生き物の名を呼ぶのをはばかり、隠語を使うようになったとのことです。

ちなみに、日本人が牛肉を食べるようになったのは明治時代の文明開化以降のことで、それまでは狩猟で獲った動物の肉を食べることはあっても、家畜を食べることはあまりなかったらしいです。

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