おめでたい初夢! 『一富士、二鷹、三なすび』…そのあとは?
おめでたい初夢、「一富士、二鷹、三なすび」はよく知られていますが、その先があります。
「一富士、二鷹、三なすび、四扇、五煙草、六座頭」
(いちふじにたかさんなすび しおうぎごたばころくざとう)
と続くそうです。なぜこれらの夢をみると、めでたいのでしょうか。いろんな説明がありますが、私が納得したのは次の説です。
ーーーーーーーーーー
一、四、→富士山と扇は「末広がり」
二、五、→鷹と煙草は、「高いところへ上がる(出世する)」
三、六、→なすびと座頭は「毛がない(怪我ない)」
いずれも、たしかにめでたいとはいえ、たわいない言葉遊びですね(笑)
(注)「座頭」とは、目の見えない人の地位の名称で、たいがいスキンヘッドだったそうです。
【113】
« 寒い→さむい? さぶい? | トップページ | 【こぼれる】と【あふれる】 »
「 季節の話題」カテゴリの記事
- たまたま出会った…、時代祭の行列。(2013.10.22)
- 我が家に居所捜す暑さかな(宋屋)(2013.07.17)
- 鉾処処にゆふ風そよぐ囃子哉(太祇)(2013.07.12)
- 思ふことみなつきねとて麻のはをきりにきりても祓へつるかな(和泉式部)(2013.06.25)
- 近衛邸跡の糸桜(京都御苑内)(2013.03.23)
「 知りたい!」カテゴリの記事
- 「強」という字のこと。(2013.02.26)
- 最近知った難解語&難読語。(2013.02.19)
- 鳥渡。(2013.01.21)
- 「忸怩」たる思い。(2012.12.30)
- 大帝について。(2012.12.08)
コメント