「福翁自伝」を読んで、「適塾」を訪ねた話。
日本の自伝文学の中で最高傑作といわれている福翁自伝。たしかにおもしろかったー。 読後の感想はネットでイヤというほど公開されていますからこれ以上書くこともないのですが、それにしても読んだ記念に何か書いておきたくなります。
というわけで、先日大阪に行った際、福沢諭吉も学んだという緒方洪庵の適塾に寄ってみました。ここは司馬遼太郎の書いたものにもよく出てきますし、一度行ってみたかったのです。
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日本の自伝文学の中で最高傑作といわれている福翁自伝。たしかにおもしろかったー。 読後の感想はネットでイヤというほど公開されていますからこれ以上書くこともないのですが、それにしても読んだ記念に何か書いておきたくなります。
というわけで、先日大阪に行った際、福沢諭吉も学んだという緒方洪庵の適塾に寄ってみました。ここは司馬遼太郎の書いたものにもよく出てきますし、一度行ってみたかったのです。
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ある人に「凭れる」と書いて何と読む? と聞かれました。
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ある人に、「京都に洛北、洛東、洛南、洛西など“洛”のつく言葉が多くあるのはなぜ?」と聞かれました。
たしかにそうですね。特に学校名なんか、立地している場所によってこのように言います。こういうのって、京都の人は何も考えずに使っているんですよねぇ。簡単に調べてみました。
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【論う】と書いて「あげつらう」と読みます。ものごとの理非や可否を論じたてることです。
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某氏の選挙カーが交差点を通り過ぎようとしたとき、一人の女性ファンが右手をふって応援しました。
『がんばってくださいねー』
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ある人に「阿鼻叫喚(あびきょうかん)」ってどこからきたの? と聞かれました。
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北野天満宮の初天神に行ってきました。
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この春、友人の御子息が結婚されるとのことで、何か寿ぐ言葉はないかな? と探したところ、高浜虚子の句がみつかりました。
『七種に更に嫁菜を加へけり』
(ななくさにさらによめなをくわえけり)
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カルビーから「キリン型ミニポーチ」送ってきました。じゃがり校からです。
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このあいだ、ふとした会話の中で、台所の流しのことを「はしり」と言うのを聞いた方から、『懐かしい言い方やなぁ。久しぶりに聞いたわ。せやけどなんではしりて言うのやろ?』 と質問されました。たしかに京都では流しのことをはしりとも呼びます。簡単に調べてみました。
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今日、京は雨。 ほぼ終日の雨模様、冬の雨です。そこで思い出した雨の話。それは最近読んだ永井荷風の墨東綺譚(濹東綺譚)にあった「七ツ下りの雨」という言葉です。
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弁えると書いて「わきまえる」と読みます。物事の道理を知っているという意味の「わきまえる」です。なかなか読めない漢字のひとつだと思い、ちょっと調べてみました。
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縁あって宝ホールディングス株式会社の会社説明会に行ってきました。会社説明会といっても就活ではありません。投資のほうです(笑)
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巧詐(こうさ)とは?→たくみにだますこと、ごまかすこと。
拙誠(せっせい)とは?→つたないながらも誠意のあること。
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知音と書いて「ちいん」と読みます。
手元の字引(新明解国語辞典)によると『(心の底から理解しあった)親友。(広義では知人をさす)』とあります。これは中国の春秋時代(ざっと2500年前)の故事からきています。
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2012年1月15日、小正月。京都市内西京極陸上競技場に「第30回全国都道府県対抗女子駅伝」の応援に行ってきました。
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李白の『贈王倫(王倫に贈る)』という詩が好きです。
李白乗舟将欲行(りはくふねにのってまさにゆかんとほっす)
忽聞岸上踏歌声(たちまちきくがんじょうとうかのこえ)
桃花潭水深千尺(とうかたんすいふかさせんじゃく)
不及王倫送我情(およばすおうりんわれをおくるのじょうに)
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「忽(コツ)」という漢字。訓読みすると、二通りの読み方があります。
1、忽ち(たちまち)→にわかに、急に(副詞的)
2、忽せ(ゆるがせ)→おろそかにする、いいかげんにする(動詞的)
この二つ、パッと見るとどうも意味が違うように思います。どうして「たちまち」と「ゆるがせ」に同じ「忽」という漢字をあてるのか? ちょっと調べてみました。
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今朝出かけるとき薄らと雪化粧していました。ふと、雪を詠んだ芭蕉の句を思い出したので、二句鑑賞してみます。
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この本、いまも出版されているのかしらん?
著者の序言には「西暦1930年(昭和5年)春」とありますが、私が読んだのは昭和33年4月10日発行の角川文庫(三版)。数年前、百万遍の古本まつりで買い求めたものです。この記事を書くにあたってネット検索したところ、Amazonではと~っても高額にて出品されていたのでビックリした次第。
万葉集、古今集、六代歌集、新古今集の秀歌を朔太郎の感覚で選歌し、簡単な解釈&鑑賞のポイントを記しています。恋愛名歌集とありますが恋の歌ばかりではなく、朔太郎が強調するのは日本語の韻律です。巻末には総論として万葉集から新古今集までの各歌集の概要と変遷を述べています。
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このところ、古典の怪奇物語に興味を持っています。先日、宇治拾遺物語の「長門前司女葬送ノ時本處ニ帰ル事」を読みましたが、今回は大鏡の「右大臣師輔伝」に出てくる
“あははの辻”
の話を書いてみたいと思います。これは藤原師輔(藤原道長のおじいちゃん)が、内裏からの帰り道に百鬼夜行に会う話です。まずその部分を現代語訳してみます。
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【塒】と書いて「ねぐら」と読みます。「(鳥の)ねぐら」のねぐらです。ところがこの字、不思議なことに「とぐろ」とも読みます。「(蛇が)とぐろを巻く」のとぐろです。
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2012年1月7日。新年も早七日が過ぎ、七日正月を迎えました。西大路四条からほど近い西院春日神社へ七草粥の接待を受けに行きました。
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明日の七日正月(七草)を前に、ブログネタでメモっていた人日(じんじつ)&七種爪(ななくさづめ)のことを書いてみます。
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思いがけず職場の同僚から初詣&ミニ新年会のお誘いがあり、正月も五日の今日、八坂神社から清水寺への道を歩いてきました。以下、三が日は過ぎたとはいえ、まだまだお正月気分の残る京都東山かいわいの風景を紹介してみます。
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新年も4日となり、おせち料理は食べつくしたので、お昼は、今日から全国展開というグランドキャニオンバーガーをテイクアウトしました。
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昔むかし、村上天皇のころといいますから、今から千年ほど昔のお話です。
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宇治拾遺物語巻三ノ十五
『長門ノ前司ノムスメ、葬送ノ時本所ニ帰ル事』
という不思議な話を見つけました。以下、現代語訳してみます。
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ここ数年、初詣は「車折神社」に決めております。
昨年までと違い、今年(2012年)は初めて元日からおまいりすることができました。お昼前に最寄りの駅から嵐電に乗り、車折神社前で降りるとすぐ前に鳥居があって、境内に直結です。
幸いにも好天に恵まれ、おだやかな新年です。「これはめでたい!」とばかりに手水舎で手と口を清め、勇んで参道を進んで行きました。すると・・・
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