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2012年1月29日 (日曜日)

京都を「洛」って呼ぶのは?

ある人に、「京都に洛北、洛東、洛南、洛西など“洛”のつく言葉が多くあるのはなぜ?」と聞かれました。

たしかにそうですね。特に学校名なんか、立地している場所によってこのように言います。こういうのって、京都の人は何も考えずに使っているんですよねぇ。簡単に調べてみました。

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昔むかし、平安京が造営されたとき中国の都にならって右京=長安城、左京=洛陽城 と呼んだそうです。ところが、右京のほうは湿地帯だったため早くにさびれてしまい、左京が発展しました。なので洛中、洛外、入洛などと呼ぶのは洛陽城の「洛」のことです。

 

さらに調べてみると、のちには豊臣秀吉が作った土居(おどい)の中が洛中と呼ばれるようになったとのことです。

 

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