« 幾つになっても… | トップページ | 蕪村と梅と北野天満宮 »

2012年2月24日 (金曜日)

ある人に…(坂本龍馬の歌で励ます話)

世の人はわれを何とも言わば言え わが為すことはわれのみぞ知る

この歌、坂本龍馬が十代のときに詠まはったらしい。なんとなぁ。普通、十代ではここまでは言い切れへんでぇ。ホンマ、たいしたもんや。今日はこの歌に学ぼ。

ーーーーーーーーーー

『人間みんな、だれかに悪口言われてる。そらホメ言葉もあるやろけど、陰に回ったら、たいがい悪口や。せやけど、なんとでも言わしといたらええ。自分がやろうとしてることは自分にしかわからへんもんや。正しいことしてたら、怖いもんなんか何にもあらへん』

ちゅうこっちゃ。孔子も

徳は孤ならず。必ず隣あり」…人徳のある人は決して孤独やない。応援してる人が絶対にいるもんや。

と、論語で言うとる。自分を信じて、正しいと思うことを一生懸命、誠意を持ってやっていこう。他人のイヤな言い方やウワサ話を聞いた時、つい自信をなくしてしまうのがあんたのあかんとこや。何事をするにも、自信と情熱がなくなったらおしまいと違うか。そのためにもこの歌を励みにしよやないか。あんたならできる、って。

な、そうやろ。

【181】

« 幾つになっても… | トップページ | 蕪村と梅と北野天満宮 »

勝手に鑑賞「古今の詩歌」」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ある人に…(坂本龍馬の歌で励ます話):

« 幾つになっても… | トップページ | 蕪村と梅と北野天満宮 »