« 春の兆し? 春の萌し? | トップページ | 三種類の「つぼみ」 »

2012年2月27日 (月曜日)

「事大主義」って何のこと?

大主義(じだいしゅぎ)自分の身を守るため、強いものに従うこと。

ーーーーーーーーーー

(出典:「孟子」梁恵王章句下)

惟智者為能以小事大

(ただ智者のみよく小を以て大につかうるを為す)

 

※小=小国、大=大国

 

意訳「小国でありながら、大国の圧迫に耐えて上手に立ち回ることができるのは、智者なればこそです」

 

は「つかえる」と読み、仕えると同じ意味です。よって事大とは『大きいものに仕える』ことです。

 

要するに事大主義とは、寄らば大樹の陰長いものには巻かれよと同じような意味です。ただ孟子によると『智者のみ為す』とあります。大きな組織の中にいたり、しっかりした後ろ盾のある人は、まわりから見ると気楽そうに思うけれども、それなりに知恵がないとうまくいかないということですね。なんとなくわかるような気がします(笑)

 

ちなみに、孟子のこの言葉の前には、惟仁者為能以大事小(ただ仁者のみよく大を以て小につかうるを為す)=「大国であっても小国を侮らずに礼を尽くすことがことができるのは仁者なればこそである」とあります。結局、大に仕えるのも小に仕えるのも、どちらも難しいということを言っています。

 

【184】

« 春の兆し? 春の萌し? | トップページ | 三種類の「つぼみ」 »

知りたい!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「事大主義」って何のこと?:

« 春の兆し? 春の萌し? | トップページ | 三種類の「つぼみ」 »