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2012年4月 2日 (月曜日)

『目疾地蔵』(仲源寺)

目の悪い人にご利益があるという『目疾(めやみ)地蔵』におまいりしてきました。京都市内、四条南座を東へ、大和大路を越えたところにあります。

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狭い参道の突き当たりに本堂があって、大きなお地蔵さんが祀られていました。四条通に面しているのですが、通りの喧騒とは裏腹にちょっと異様な空間になっています。

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障子窓のガラスからのぞくと、大きなご本尊(お地蔵さん?)が鎮座されています。その名のとおり、開かれた目が異様に輝いています。前には線香立てがあり、見るとおじいさんが、線香の煙を目に入れようと手で扇いでおられました。あの『けむり』にこそご利益があるのでしょうか? 

このお寺、もともとは『雨やみ地蔵』だったらしいです。昔は大雨が降るたびに西側を流れる鴨川が氾濫し、近辺に水害をもたらしました。ところが、今から800年ほど前にお地蔵様のお告げがあって、この地にお地蔵さんを祀ったところ雨がやんだというのです。その雨やみの“あ”がどこかに行ってしまい“めやみ”になったらしいです。何かお笑いぐさのようですが、地名やモノの名前のいわれなどというのは、そんなものなんでしょうね。

ご利益を願いつつ、おじいさんのマネをして『けむり』を扇いでみたものの、かえって目にしみてよくないのではないかと思った次第。どうなのかなぁ(笑)

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