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2012年4月 6日 (金曜日)

三日見ぬ間に…(桜を詠んだ詩歌1)

世の中は三日見ぬ間に桜かな

または、

世の中は三日見ぬ間の桜かな

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この句、大島寥太の作として有名ですが、「」と「」の一字違いで解釈が変わると言われています。

●「三日見ぬ間に」→『世の中の桜というものは、三日たてばウソのように咲き誇るものだ』(それなりに実景が伴う

●「三日見ぬ間の」→『世の中というものは、桜が咲くとき散るときと同じように、たった三日でコロッと状況が変わるものだ』(ただの比喩。教訓を述べている

簡単に言うと、「に」では桜に眼目があり、「の」では世の中に眼目があることになります。そしてふつうは「に」のほうが俳句としてすぐれているとされます。ただ両方とも理屈を述べているので、こうして書いてもなかなか違いを理解しにくいです。(参考:正岡子規「俳諧大要」岩波文庫、頴原退蔵「俳句評釈下巻」角川文庫)

どっちにしろお花見は「ぱーっと咲いて、わーっと騒いで、さーっと散る」ことに変わりありません(笑)

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さて、先日吉井勇の「かにかくに碑」の記事を書きましたが、それから三日、「三日見ぬ間」、祇園白川の桜はどうなったでしょうか? 再び見に行ってきました。

ちなみに三日前はこんな感じ。

2202_2

そして三日後(4月6日)↓

2231

反対側から↓

2232_2

違いがわからないですか? 写真が下手くそ? トホホ…。まぁ実感としては三分~五分咲きかなぁ(4月6日現在) 四月というのに寒い日が続いているからでしょう。今年の場合は、「三日違いで劇的に満開!」とまでの変化はありませんでした。その分長い間お花見を楽しめるかもしれません。それはそれでめでたい(目出たいor愛でたい)とも言えます(笑)

【223】

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