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2012年5月17日 (木曜日)

漱石の「日永」俳句二句。

夏目漱石に

永き日を巡礼渡る瀬田の橋

という句があります。先日、琵琶湖瀬田の唐橋を渡る機会がありました。

2631

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漱石俳句集(岩波文庫)によると、明治二十九年の作になっています。

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今は車ばかりで、巡礼どころか、歩いて渡る人も少ない、ただの橋です。

2633

平成二十四年六月十五日まで、塗り替え工事中です。唐茶色になります。

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漱石にはまた、同じ明治二十九年の作で、

日は永し三十三間堂長し

という句があります。こちらも、先日三十三間堂の前を通りかかった際、写真に収めてみました。

2635(入口の外側)

2636(東側の外側)

2637

たしかに塀も長いが、客待ちタクシーの車列も長い。拝観料を出さなくても、長さだけわかればいいかな、って。

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上の二句、漱石の作品ということで記録にも残りますが、実際はダジャレと紙一重です。のんびり日永の季節、いかに文豪といえども、句作りに緊張感がなくなるようですね。…というか、わかりやすくて好きです(笑)

【264】

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