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2012年6月15日 (金曜日)

六月や峯に雲置あらし山(芭蕉)

芭蕉の嵐山を詠んだ句がお気に入りです。

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六月某日、梅雨の中休みに渡月橋の袂から見た嵐山です。

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六月や峯に雲置あらし山(ろくぐぁつやみねにくもおくあらしやま)

この句、六月を「みなづき」と訓読みしてはおもしろくありません。芭蕉も自分でルビを振っているようです(杉風宛書簡)が、音読み、それも「ろくぐぁつ」と読まないと句のイメージがしぼんでしまいます。

季節はまさに六月。芭蕉の見た風景もかくやあらんと感動に浸っていたら、「でも、旧暦の六月だから、今で言えば梅雨明け後、夏真っ盛りの嵐山を詠んでるんじゃないの?」と、家人に言われてしまいました。たしかに…(トホホ)

嵐山を詠んだ芭蕉の句には、もうひとつ

嵐山薮の茂りや風の筋(あらしやまやぶのしげりやかぜのすじ)

があります。これも夏の句です。う~ん、梅雨が明けたらもういちど嵐山に来て、今度は竹やぶの写真も一緒に撮らなければいけませんね(苦笑)

【293】

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