京都ゑびす神社(2)。
大和大路四条を下ったところ、「ゑびす神社」のご利益さんを探してみました。
(本殿前の鳥居)
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①名刺塚(右)と財布塚(左)
商売人に名刺と財布は欠かせません。両方の塚が並んで置かれているのは、気が利いているというか、さすがに商売繁盛の神様です。
②ゑびす像
真ん中の灯籠をはさんで、新旧二体のゑびす様がおられました。釣り竿を持って鯛を抱えています。七福神の中でも、ゑびすだけが日本固有の神様なのだそうです。京都ゑびす神社には「大国主(オオクニヌシ)神」「少彦名(スクナヒコナ)神」「事代主(コトシロヌシ)神」の三神が祭られています。伝説によれば、大国主が少彦名と一緒に国造りをしたことになっていて、大国主の子供が事代主です。国譲り神話では事代主は釣りをしていたので、海の神様であるゑびすと結びついたのではないかと考えられます。
③鳥居のゑびす顔と熊手
境内内側の鳥居のゑびす様の顔の下に熊手がつけられています。熊手には網が張られていて、中にお賽銭が見えます。
(真下から)
聞くところによれば、鳥居の下からお賽銭を投げて、うまく熊手に届いたら願い事が叶うのだそうです。私もチャレンジしてみようかと思いましたが、コントロールに自信がありません。失敗するのもイヤなので、今度くるまでに少し練習しておこうと思います(笑)
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境内には、このほかにもお金や仕事にまつわるご利益さんがいくつかありました。ぜひ、商売繁盛してほしいなぁ。
※「ゑびす神社(1)」の記事はこちら。
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