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2012年7月23日 (月曜日)

高校野球京都大会「プチ観戦記2」

第94回全国高等学校野球選手権 京都大会。雨にたたられながらも日程は進み、大会第17日目準々決勝です。

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陰ながら応援しているチームがベスト8に残り、準々決勝に進出したので、わかさスタジアムに足を運びました。私は関係者というわけではなくチーム名は伏せますが、両校の戦いぶりに1ファンとしていささか感激したので、「プチ観戦記2」を書いてみます。

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試合は先行した相手を、応援しているチームが追いかける苦しい展開です。エラーがらみでの失点。選手たちには残念な思いもあると思いますが、精一杯プレーしている姿には、こちらまで元気づけられます。

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結局、力及ばず負けてしまいました。試合終了後、整列してあいさつ。

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負けたチームが勝ったチームを激励しています。『次の試合、自分たちの分まで頑張れよ!』って。いいですねぇ、感動します。テレビではよく見ますけど、球場に足を運ぶと感動の度合いが違います。まさにスポーツマンシップを感じます。

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さらに、試合終了後、両校応援団がエール交換してました。まず勝った一塁側から三塁側応援団に。「フレーフレー●●高!」

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そして、負けた三塁側から一塁側へ。「フレーフレー○○高!」 (写真がへたくそですね。このおじさん、見とれていて撮影のタイミングを失ってしまいました(苦笑))

そりゃぁ、試合ですから勝たなければなりません。勝ちたいです。そのために日々、血の滲むような練習をしているのでしょう。でも、それだけじゃないんですねぇ。

人事を尽くして天命を待つ。勝ち負けは時の運。勝って兜の緒を締めよ…

いろんな言葉が、おじさんの頭をめぐりました。何がすばらしいって、彼らは高校生だということです。相手をリスペクト(尊敬・敬意)するなんて、おじさんのように六十年近く生きていてもなかなかできることではありません。もしかして、一連の流れは、試合としてのセレモニーなのかもしれません。しかし、それにしても…、です。

心打たれるなぁ。年のせいかなぁ。いやぁ、いい試合でした。

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また、応援に行きます(笑)

【331】

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