七月の天神さん(北野天満宮にて)
七月二十五日。真夏の天神さんです。
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昼下がり。真夏の天神さんは人出が少ないようで、こんなに参道が閑散としているのは初めてです。
本殿の鈴の列も途切れがちです。夏休みに入って、京都の街に修学旅行生の姿を見なくなりました。とにかく暑い!
あれ? 本殿前に台がしつらえてあり、何やら大量に干されています。
近くに寄って見てみると、正月用の縁起物「大福梅」の天日干しでした。結構大きな梅干です。聞けば、約1か月かけてカラカラになるまで干した後、再び塩漬けにするとのこと。今年の京都は梅雨明け後も夕立が多く、ときにはゲリラ豪雨に見舞われることもあります。急に雨が降ってきたら大変だろうなぁ、と老婆心ながら心配になります。
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例の大黒様、今回はめっちゃ大きい石を乗せることができました。これはラッキー。もちろん財布に入れました。この夏は、金銭面でツキまくり…かな?(笑)
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