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2012年7月12日 (木曜日)

おのれのほっせざるところ、ひとにほどこすことなかれ(論語)

子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎、子曰、其恕乎、己所不欲、勿施於人也(衛霊公第十五・24)

『子貢問うて曰く、一言にして以て終身これを行うべきものありや。子曰く、其れ恕(じょ)か。己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。』

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意訳:

子貢が(先生に)おたずねして言った。

「ひとことだけで、生涯にわたっておこなっていくべきことはありましょうか」 

先生がおっしゃった。

「それは恕(思いやり)だな。自分が望まないことを人にしむけてはいけない」

西洋(キリスト教の教え)では、「ゴールデンルール(黄金律)」があり、「自分がしてもらいたいことを、人にもしてあげましょう」と教えるそうです。これらの古典の言葉に妙な理屈をつけて批判する向きもありますが、すばらしい言葉を伝えてくれていると、私は思います。

おのれのほっせざるところ、ひとにほどこすことなかれ

なんと素敵な表現でしょう! 言葉の響きといい、重みといい、もっとも好きな格言のひとつです。

【320】

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