下鴨納涼古本まつり
8月11日(土)。下鴨神社「糺の森」の納涼古本まつりに、初日から出かけました。今回は市バス河原町今出川で下車、喜び勇んで会場へと向かいます。
(糺の森入口の看板とのぼり)
今日の京都は、朝からどんよりとした空模様でした。天気予報によれば、午後の早い時間から雨が降るとのこと。そうと聞けば、早い目に行かなくては…。開場は10:00で、到着したのが11:00前でした。
『古本まつり、めっちゃ楽しみやなぁ』
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まずは団扇をゲット! 毎年、デザインを比べてみるのが楽しみで、数年前から集めてます。今年の団扇はいかにも涼しそうで、いいんじゃないでしょうか(笑)
約40店のテントが並ぶ会場内は大にぎわいです。別に「せどり」をするわけではないけれど、やはり古本まつりは初日が勝負。ただ今日はみなさん、いつ雨が降るかと、そればかり気になって、どことなしに落ち着かない様子です。
『できることなら、好天のもと、ゆっくりまわって、本との出会いを楽しみたいなぁ』
とはいえ、雲行きは怪しくなるばかりです。滞在2時間後の午後1時過ぎ、ぐるっとひとまわりしたところで、雷が鳴り始め、あたりも暗くなってきました。気がつけばポタポタと大粒の雨が…。仕方ないので、団扇の裏面に書いてある、今後の古本まつりの予定を写真に収めて、早々に退散することにします。
『ま、この催しはお盆の16日まであることやし、あらためて、ええ天気の日に出直すとするか』
帰りのバスに乗り込んだころ、猛烈なゲリラ豪雨に見舞われました。老婆心ながら、本が濡れていないか心配です。
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(3冊で¥400でした)
さて、本日購入した本の一部です。左の2冊は「中国の知嚢、上下」(中公文庫・村山吉廣著)、右端の1冊は「中国詩人伝」(講談社文庫・陳舜臣著) パラパラとめくってみたところ、どちらも読みやすくて、当ブログのネタ本にちょうどいいかなと思った次第。このところ、ブログのネタ切れに困っておりましたので、ちょうどよかった~(笑) 中国の古典&漢詩には学ぶところが多いです。
古本まつりの期間中、京都古書研究会さんのタイムリーなブログを見るのも楽しみのひとつです。お盆休み中に、もう一度くらいは行く機会があると思います。応援していますヨ!
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