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2012年9月18日 (火曜日)

梨食ふと目鼻片づけこの乙女(加藤楸邨)

の季節になりました。加藤楸邨の句を鑑賞します。

3881(二十世紀梨)

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梨食ふと目鼻片づけこの乙女(なしくうとめはなかたづけこのおとめ)

意訳:ふだん清楚な少女が旬の梨を食べるとなると、目も鼻もどこかへ片づけてむしゃぶりついている。それがまたしおらしい。

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この句、少女が梨を丸かじりしているという解が多いようです。目鼻が片づくほど一生懸命に梨を食べる姿を句にしたところに意外性があり、滑稽があります。

3884

さて、当家には乙女がいるはずもなく、家人にモデルになってもらいました。買ってきた梨は、そのまま丸かじりというわけにもいかないので、カットしておいしくいただきました。写真を載せるのは恥ずかしい、と叱られたものの、なんとか許してもらいました。

…というわけで、一句できました!

【梨食ふて寿命に目鼻のお年寄り】(ほととんぼ)

って、目鼻の意味が違うよ~。これでは換骨奪胎にもなってないですね(笑)

【388】

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