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2012年12月 3日 (月曜日)

聳えたるお西お東月の屋根(虚子)

高浜虚子の句

聳えたるお西お東月の屋根】(そびえたるおにしおひがしつきのやね)

を鑑賞します。

この句には「本願寺」との前書きがあります。お西=西本願寺お東=東本願寺です。

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●西本願寺

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門を入ると、見事な大銀杏です。樹齢400年とか。見応えがあります。

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すぐ前の阿弥陀堂。たしかに立派なお堂です。奥行き42m、幅45m、高さ25mとありました。でも、聳えているほどの威容はありません。

4624_3(拡大可)

御影堂(ごえいどう)です。これはデカイ! 奥行き48m、幅62m、高さ29mです。はすかい(斜め)から見ると、たしかに虚子の句を実感することができました。「そびえたる」とは、うまく言ったものです。

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ふとみれば、御影堂の天水受けを支えている「天の邪鬼」を見つけました。説明によると400年近く支えているとのこと。400年とはまたすごいです。

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現代では、あまのじゃくといえば『ひねくれもの、へそまがり』の意味で使いますが、この役目、並のへそまがりでは務まりません(笑)

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●東本願寺

こちらは、ただいま阿弥陀堂・御影堂門の修復が行われています(~2015年12月)

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むしろ、修復中のほうが聳えているかも(笑)

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ちなみに、今回は月の屋根を確認できませんでした。夜間は門内に入れませんので、月と屋根をあわせて鑑賞するのは難しいものがあります。虚子はどこで見たのかな? それとも「月」は何かを象徴しているのでしょうか?

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