ながめつる今日はむかしになりぬとも軒端の梅はわれを忘るな(式子内親王)
新古今集春上52、式子内親王の歌を鑑賞します。
「百首歌奉りしに、春歌」
【ながめつる今日はむかしになりぬとも軒端の梅はわれを忘るな】
(ながめつるきょうはむかしになりぬとものきばのうめはわれをわするな)
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新古今集春上52、式子内親王の歌を鑑賞します。
「百首歌奉りしに、春歌」
【ながめつる今日はむかしになりぬとも軒端の梅はわれを忘るな】
(ながめつるきょうはむかしになりぬとものきばのうめはわれをわするな)
数日来の寒波も去って、今朝は雨でした。春雨と言うには早いですが、一雨ごとに暖かくなっていくようです。今回は内藤丈草の句を鑑賞します。
【春雨や抜け出たまゝの夜着の穴】(はるさめやぬけでたままのよぎのあな)
ある人に、鉛筆で紙に、
「強」
の字を書いて質問されました。
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「この字、読めますね」
『もちろん。勉強のきょうだ。つよい』
「そうです。たしかにきょう・つよいと読みます。強化・強力・列強とかに使います。でもこの字の読みはそれだけではありません。たとえば強引と書けば何と読みますか」
『それはごういんと読む』
「よくご存じですね」
『なんだ、バカにする気か。強という漢字は小学校2年生で習うのだ。そのくらいの違いはオレにもわかる』
「そうですか。それは失礼しました。ならば続けて聞きましょう。強いては何と読みますか」
2013年2月25日。月例の天神さん&梅花祭です。
菅原道真の漢詩、【月夜見梅花】(げつやにばいかをみる)を鑑賞します。
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二月も終わろうとしています。今年の京都市内は例年に比べて雪の日が少ないようです。それでも、先日ちょっとした降雪がありました。今回は久保田万太郎の句を鑑賞します。
【あはゆきのつもるつもりや砂の上】(あわゆきのつもるつもりやすなのうえ)
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新古今和歌集巻十一より、式子内親王の歌を鑑賞します。
「百首歌の中に、忍恋を」
【忘れてはうち嘆かるるゆふべかなわれのみ知りて過ぐる月日を】
縁あって京都銀行の個人投資家向け会社説明会に行ってきました。
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服部嵐雪の句、
「東山晩望」
【蒲団着て寝たる姿や東山】(ふとんきてねたるすがたやひがしやま)
を鑑賞します。
(意訳)京都東山連峰は、人が蒲団をかぶって寝ている姿のように見える。
なんでもない句にもかかわらず、嵐雪の句の中ではもっとも知られています。とある冬の日、この句の風景を写真に撮ろうと、賀茂大橋まで出かけてみました(ただし「晩望」ではなく「夕望」)
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最近、ある人に以下の難解語・難読語について聞かれました。
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冉求曰、非不説子之道、力不足也、子曰、力不足者、中道而廃、今女畫(雍也第六・12)
『冉求(ぜんきゅう)曰く、子の道を説(よろこ)ばざるに非ず、力足らざればなり。子曰く、力足らざる者は、中道にして廃す。今、女(なんじ)は画(かぎ)れり』
カルビー「じゃがり校」のポイント交換プログラムで「じゃがりこ びっクリアしおり」をいただきました。
所用のため京都の北部に行く機会がありました。炭太祇の句、
【吹きはれてまたふる空や春の雪】(ふきはれてまたふるそらやはるのゆき)
を鑑賞します。
新古今集春歌上、式子内親王の歌を鑑賞します。
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百首歌たてまつりし時、春の歌
【山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水】
(やまふかみはるともしらぬまつのとにたえだえかかるゆきのたまみず)
哀公問、弟子孰為好学、孔子対曰、有顔回者、好学、不遷怒、不貳過、不幸短命死矣、今也則亡、未聞好学者也(雍也第六・3)
『哀公問う、弟子孰か学を好むと為す。孔子対へて曰く、顔回なる者有り、学を好む。怒りを遷さず、過ちを再びせず。不幸短命にして死せり。今や則ち亡し。未だ学を好む者を聞かざるなり。』
小西来山の句、
「京北野へ」
【来て泊る梅にうぐひす見ずしらず】
を鑑賞します。
手持ちのスマホ辞書によると、
【探梅(たんばい)…早咲きの梅を求めて歩くこと。「探梅行」】
とあります。建国記念日を過ぎた2月のある日、好天に誘われて探梅に出かけました。
1995年6月30日第1刷発行とあります。推理小説と西洋哲学史の入門書を兼ねたような長編のお話です。私が読んだのはめっちゃ分厚い本でした。当ブログのカテゴリーは「ごろ寝の読書感想」です。その名のとおり就寝前や休日にゴロンと横になって読み進めるのですが、本を開き続けるのにどれほど手元が疲れたことでしょう。
かかりつけの眼科の待合室で 「目の健康講座とコンサート 及川浩治トリオ“Bee”」のチラシを見つけたのは昨年末のことです。さっそく応募したところ入場券を送っていただき、京都産業会館シルクホールへ出かけました。
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(京都御苑)
烏丸丸太町からほど近く、京都御苑内の宗像(むなかた)神社におまいりしてきました。
昨日に続いて、今回は「都鳥」を詠んだ句をいくつか挙げてみます。
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伊勢物語&古今集にある表題の歌が好きです。私はこの歌だけで在五中将業平のファンになりました。いささか長くなりますが、勝手に鑑賞してみます。
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芥川龍之介の
【木がらしや目刺にのこる海のいろ】(こがらしやめざしにのこるうみのいろ)
を鑑賞します。
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立春を迎えました。蕪村の
【寝ごゝろやいづちともなく春は来ぬ】(ねごころやいずちともなくはるはきぬ)
を、ある人とともに鑑賞したのですが、以下そのときの会話です。
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おだやかな日和に恵まれた冬のある日のこと、たまには散歩してみようと、鴨川沿いを四条~三条まで歩きました。
2013年2月3日。今年の節分は八坂神社に行ってきました。
ある休日、近所のスーパーに買い物に行きました。そのスーパーは開店が9時、私が行ったのは11時ころだったと思います。普段は夕方に行くのですが、その日に限ってはたまたま午前中から行ったのです。
蕪村句集より、
【葱買て枯木の中を帰りけり】(ねぎこうてかれきのなかをかえりけり)
を鑑賞します。
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