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2013年2月12日 (火曜日)

探梅行(北野天満宮にて)

手持ちのスマホ辞書によると、

探梅(たんばい)…早咲きの梅を求めて歩くこと。「探梅行」】

とあります。建国記念日を過ぎた2月のある日、好天に誘われて探梅に出かけました。

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京都の梅の名所といえば、なんといっても北野天満宮です。当ブログのおススメご利益スポットでもあります。

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受験シーズンとはいえ、平日の境内はさすがに閑散としていました。

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まだまだ梅の見ごろには程遠いです。枝のつぼみが、ようやくそれとわかる程度です。

『…満開の梅でなく、枝の先にほころびそめた少しばかりの花を見いだすのが「探梅」だし、群集でなく、一握りの有志がさそい合せて出かけるのが「探梅」である。…』

と、山本健吉の「ことばの季節(文春文庫)」にあります。この時期の北野天満宮は、まさに「探梅行」にぴったりの風情です。

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と、ちらほら咲きの白梅が一本見つかりました。

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早咲きの紅梅も見つかりました。…ここで一句鑑賞します。

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この道をわれらが行くや探梅行】(このみちをわれらがゆくやたんばいこう)

いいですねぇ。高浜虚子の句です。

ーーーーー

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さて、恒例の大黒さんの小石乗せにチャレンジしました。

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うひょー。これはめでたい! 二つ乗せることに成功しました(笑)

【535】

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