色も香もうしろ姿や弥生尽(蕪村)
三月も月末になりました。蕪村の句、
【色も香もうしろ姿や弥生尽】(いろもかもうしろすがたややよいじん)
を鑑賞します。
« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »
三月も月末になりました。蕪村の句、
【色も香もうしろ姿や弥生尽】(いろもかもうしろすがたややよいじん)
を鑑賞します。
松永貞徳の句、
【しをるゝは何か杏子の花の色】(しおるるはなにかあんずのはなのいろ)
を鑑賞します。
野ざらし紀行にある芭蕉の句、
「大津に出づる道、山路を越えて」
【山路来て何やらゆかしすみれ草】(やまじきてなにやらゆかしすみれぐさ)
を鑑賞します。
ーーーーーーーーーー
中央公論社刊、日本の名著22「杉田玄白・平賀源内・司馬江漢」に、杉田玄白の日記『鷧斎日録』よりー玄白の詩歌』 として、いくつかの漢詩・和歌・俳句が紹介されていました。杉田玄白の俳句が残されているとは意外に思い、今回はその中から、桜(花)を詠んだ俳句を3句鑑賞してみます。
【花見んと思へばおしき命かな】
【ながらへて今年も見たり山桜】
【仙人の仲間入して花見かな】
杉田玄白(1733-1817)といえば「解体新書」、そして「蘭学事始」です。前野良沢や中川淳庵とともに教科書に載っているので、ほとんどの人が知っているはずです。私も学生時代には名前を記憶にとどめたものです。とはいえ、それはあくまでもテストのための暗記であって、実際に著作を読んだことなどありませんでした。今回「蘭学事始」を読んで、その情熱と努力に感激した次第です。
芭蕉の句を鑑賞します。
【於春春大哉春と云々】(ああはるはるだいなるかなはるとうんぬん)
ーーーーーーーーーー
新古今集83、式子内親王の歌、
【いま桜咲きぬと見えてうすぐもり春にかすめる世のけしきかな】
を、勝手に鑑賞します。
蕪村の句、
【旅人の鼻まだ寒し初ざくら】(たびびとのはなまださむしはつざくら)
を鑑賞します。
京都にも桜の開花宣言が出ました(2013年3月22日) いよいよお花見シーズンだなと思っていると、
「御所の桜はもう満開近しやで」
と、ある人が教えてくれました。
「へぇ、ほんまに」
「そうやで。近衛桜いうて、だいたい早咲きやな。烏丸今出川から御苑に入ったらすぐわかるわ。御所の北側、池の横や」
なんでも京都御苑内の近衛邸跡に咲く桜なのだそうです。京都市内に住んでいながら、これまで知らなかったので、さっそくいそいそと出かけました。すると・・・、
ーーーーーーーーーー
夏目漱石の句
【加茂にわたす橋の多さよ春の風】(かもにわたすはしのおおさよはるのかぜ)
を鑑賞します。
ーーーーーーーーーー
【笠きるや○○○咲く日を吉日と】
これは一茶の句です。「○○○」に入る言葉(ひらがなで3文字)は何でしょうか?
なんちゃって。当ブログはクイズではありませんね。
ーーーーーーーーーー
蕪村の句、
(もろこしの詩客は千金の宵をゝしみ、我朝の歌人はむらさきの曙を賞す)
【春の夜や宵あけぼのゝ其中に】(はるのよやよいあけぼののそのなかに)
は、秀句か?駄句か? 勝手に考えてみます。
ーーーーーーーーーー
日々暖かくなってきました。蘇軾の「春夜」を鑑賞します。
夏目漱石の漢詩 「春日偶成」より、其一を鑑賞します。
京都アスニーの「アスニー文化祭」を見学してきました。
京都アスニーは、正確には「京都市生涯学習センター」と呼ぶのだそうです。その名のとおり、社会人向けの各種講座や趣味のサークル活動が行われています。私自身は参加していないのですが、となりにある中央図書館をよく利用するので、先日来玄関先に掲示してある「アスニー文化祭」の看板が気になっていたのです。
所用で大阪に行く機会があり、弁天町オークで開催中の古本祭りに寄ってみました。一昨年の秋以来、ほぼ1年半ぶりの弁天町です。
カルビー「じゃがり校」のポイント交換プログラム、今月は「風呂敷」をいただきました。
三月のある日、四条大橋を渡りました。せっかくなので蕪村の句、
【春水や四条五条の橋の下】(しゅんすいやしじょうごじょうのはしのした)
を現場で鑑賞してみようと、河原に下りました。いったい四条五条の橋の下には何があるのでしょうか。
縁あって住友商事の個人投資家向け会社説明会に出かけました。
芭蕉と同時代の京都の俳人高瀬梅盛の句、
【春立つや人の心をうご霞】(はるたつやひとのこころをうごかすみ)
(意訳)あぁ春がやってきたなあ。この春かすみが、人の心を動かすみ…なんちゃって。
を、細かく分解して鑑賞します。
ーーーーーーーーーー
池西言水の句を鑑賞します。
【霞みけり比叡は近江のものならず】
蕪村の句、
「懐旧」
【遅き日のつもりて遠き昔かな】
を鑑賞します。
太閤秀吉が朝鮮出兵したとき、細川藤孝(幽斎)に俳諧の発句を求められ、庭前にカラタチの木があったのを即興で詠んだという句を鑑賞します。
【からたちはやがてそのままきこくかな】
芭蕉と同時代の京都の俳人、伊藤信徳(いとうしんとく)の句を鑑賞します。
【富士に傍て三月七日八日かな】(ふじにそうてさんぐぁつなぬかやうかかな)
御室仁和寺の前を通りがかりました。蕪村の句
【早梅や御室の里の売屋敷】(そうばいやおむろのさとのうりやしき)
を鑑賞します。
盛唐の詩人王維の「送別」を鑑賞します。
ーーーーーーーーーー
縁あって京セラの個人投資家向け会社説明会に行きました。
貞門の祖、松永貞徳の句を鑑賞します。
【ゆきつくす江南の春の光かな】(ゆきつくすこうなんのはるのひかりかな)
三十三間堂「春桃会」に行きました。
「春桃会」と書いて「もものほうえ」とふりがなが振ってありました。
ひなまつりを前に、正岡子規の句を鑑賞します。
【雛祭二日の宵ぞたのもしき】(ひなまつりふつかのよいぞたのもしき)
先日、親戚一同そろってカニツアーに行った際、カニのかぶり物を用意しました。久しぶりに皆が集まるので、その日一日を盛り上げようという趣向です。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |