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2013年3月14日 (木曜日)

春水や四条五条の橋の下(蕪村)

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三月のある日、四条大橋を渡りました。せっかくなので蕪村の句、

春水や四条五条の橋の下】(しゅんすいやしじょうごじょうのはしのした)

を現場で鑑賞してみようと、河原に下りました。いったい四条五条の橋の下には何があるのでしょうか。

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で、下から見た四条大橋です。橋の下には・・・、橋げたがあるだけでした(笑)

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ちょっと川下に歩いてみました。いつもに比べて流量が多いようです。解説本によると、蕪村の句は劉庭芝の詩、「公子行」の 「天津橋下陽春ノ水 天津橋上繁華ノ子」 と、謡曲熊野の 「四条五条の橋の上、老若男女貴賤都鄙」 を転化しているとのことです。現場を確認した印象では、単純に、『四条五条の橋の下を流れる鴨川の水は、春になると流量が増える』 と言いたいだけのようです。きっと春の鴨川には北山からの雪解け水が、大量に流れ込んでくるのでしょう。

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さらに川下を望みます。四条大橋のひとつ川下の橋が団栗橋、次が松原橋、そして五条大橋です。写真の橋は団栗橋です。この風景、はっきりいってパッとしませんね。この日の鴨川は殺風景でした。

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それでも日差しは、日に日に春らしくなっています。桜が咲けばまた雰囲気も変わることでしょう。

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