あやまてばすなわちあらたむるにはばかることなかれ(論語)
子曰、君子不重則不威。学則不固。主忠信、無友不如己者。過則勿憚改(学而第一・8)
『子曰く、君子重からざれば則ち威あらず。学んでは則ち固ならず。忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。過てば則ち改むるに憚ること勿れ。』
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子曰、君子不重則不威。学則不固。主忠信、無友不如己者。過則勿憚改(学而第一・8)
『子曰く、君子重からざれば則ち威あらず。学んでは則ち固ならず。忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。過てば則ち改むるに憚ること勿れ。』
丸谷才一著「笹まくら」読みました。昨日は読後感想を書きましたが、今回はそのタイトルの由来となっている鎌倉時代初頭の歌人、藤原俊成女(ふじわらのしゅんぜいのむすめ)の歌を鑑賞します。
【これもまたかりそめぶしのさゝ枕一夜の夢の契りばかりに】
(これもまたかりそめぶしのささまくらひとよのゆめのちぎりばかりに)
井上ひさしの「自家製 文章読本」の「文間の問題」に、例として丸谷才一の小説「笹まくら」を挙げてありました。どんな小説なのだろうとネットで調べたら、米原万里が「打ちのめされるようなすごい本」として取り上げています。ますます興味を持ち、これは読んでみなければ! とさっそく図書館で借りて読んでみました。丸谷才一の小説を読んだのは初めてでした。
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ゴールデンウイークがスタートしました。蕪村の句を鑑賞します。
【春の暮家路に遠き人ばかり】(はるのくれいえじにとおきひとばかり)
西郷隆盛の漢詩「偶成」を鑑賞します。
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芭蕉に、【春雨の木下につたふ清水かな】という句があります。以下は、この句を教材にした、国語の授業のひとこまです。
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明治~昭和の初めにかけて、童話・童謡の作家として知られる巌谷小波の句を鑑賞します。
【春の雨居るかといへば居るといふ】(はるのあめいるかといえばいるという)
蕪村の句
【暮んとす春をゝしほの山ざくら】(くれんとすはるをおしおのやまざくら)
を鑑賞します。
小雨のぱらつく某日、鴨川沿いを歩く機会がありました。
桜の終わった鴨川沿いは新緑の柳が見ごろになっています。芭蕉の句を鑑賞します。
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炭太祇の句を鑑賞します。
【ふらここの会釈こぼるるや高みより】(ふらここのえしゃくこぼるるやたかみより)
表題の歌の前に、まずは後拾遺和歌集巻19より、中務卿兼明親王(かねあきらしんのう)の歌を鑑賞します。
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「小倉の家に住み侍りけるころ、雨の降りける日、蓑借る人の侍りければ、山吹の枝を折りてとらせて侍りけり。心も得でまかり過ぎて又の日、山吹の心も得ざりしよしいひおこせて侍りける返りごとにいひつかはしける」
【ななへやへ花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞあやしき】
山吹が見ごろを迎えた松尾大社におまいりしました。
蕪村とほぼ同時代の京都の住人で、僧でもあり俳人でもある蝶夢(ちょうむ、1732-1796)の句、
【菜の花や行き当りたる桂川】(なのはなやゆきあたりたるかつらがわ)
を鑑賞します。
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古今集春歌下73、読人しらずの歌を鑑賞します。
【うつせみの世にも似たるか花桜咲くと見しまにかつ散りにけり】
先日、大徳寺の近くを通りかかりました。
大徳寺といえば一休さん(一休宗純)です。今回は、一休さんの漢詩を鑑賞してみます。
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千載集より、崇徳院御製の歌を鑑賞します。
「百首歌めしける時、暮の春の心をよませ給う」
【花は根に鳥は古巣に帰るなり春のとまりを知る人ぞなき】(春歌下、122)
(はなはねにとりはふるすにかえるなりはるのとまりをしるひとぞなき)
堀川今出川にある白峯神宮へ、蹴鞠(けまり)を見に行きました。
白峯神宮には、ご祭神の崇徳天皇・淳仁天皇のほか「精大明神」がまつられています。「精大明神」というのは、白峯神宮の場所に元あった、蹴鞠・和歌の宗家飛鳥井家の守護神なのだそうです。毎年4月14日は、白峯神宮の「春季例大祭 淳仁天皇祭」です。あわせて蹴鞠の奉納が行われるということで、筆者にとっては初めての蹴鞠見学でした。
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加舎白雄の句、
【人恋し灯ともしころをさくらちる】(ひとこいしひともしころをさくらちる)
を鑑賞します。
日本の自伝の中で、特に奇抜、かつ愉快といわれる、「金谷上人行状記 ある奇僧の半生」(東洋文庫)を読みました。
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JR嵯峨野線花園駅からほど近い、法金剛院を訪ねました。
小林一茶の「七番日記(文化十五年三月)」に、
京都府立植物園の竹笹園に、妙な名前の竹林を見つけました。
ナリヒラダケ?…もしかして、業平竹? あの「昔をとこ」の?
府立植物園で真っ白な花を見つけました。大きな一群で、それなりに強い香りを放っていました。…というわけで芭蕉の句です。
【何の木の花とはしらず匂哉】(なんのきのはなとはしらずにおいかな)
糸桜を詠んだ古句を鑑賞してみます(糸桜=しだれ桜)
蕪村の句、
【鶯の日枝をうしろに高音哉】(うぐいすのひえをうしろにたかねかな)
を鑑賞します。
小林一茶の「七番日記、文化七年二月」から桜を詠んだ句をいくつか鑑賞してみます。
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2013年4月、二条城へお花見に行きました。
京都市内、ところどころの交差点に咲く桜が見ごろです。一茶の句に、
「皇都」
【みやこ哉東西南北辻が花】(みやこかなとうざいなんぼくつじがはな)
というのを見つけました。
蕪村の句
【喰ふて寝て牛にならばや桃の花】(くうてねてうしにならばやもものはな)
を鑑賞します。
4月になりました。京都の桜もほぼ満開で見ごろをむかえています。西山宗因の句を鑑賞します。
【ながむとて花にもいたし頸の骨】(ながむとてはなにもいたしくびのほね)
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