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2013年5月25日 (土曜日)

心だに誠の道にかなひなばいのらずとても神やまもらむ(菅原道真)

五月二十五日。天神さん(北野天満宮)に行きました。

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北野天満宮へは、二月の梅花祭以来の訪問です。まずは楼門にある菅公の歌を鑑賞します。季節や行事によって違う歌が掲げてあるので、訪問するたびに楽しみにしています。

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心だに誠の道にかなひなばいのらずとても神やまもらむ

(こころだにまことのみちにかないなばいのらずとてもかみやまもらん)

意訳:心に誠意を持ち、道理にかなった行動をしていれば、ことさらに祈らなくても神は守ってくださるであろう。

この歌は昔からよく知られた歌で、共感を覚える方も多いかと思います。神社の説明書きを一部引用します。

『…この御歌を詠み、「神さまが真に偉大であるならば、祈らずとても守ってくださるだろう。誠の道さえ行えばよいのだ」と考える人がいるかもしれません。 ところがこの御歌は誠の道に叶わぬ悪い事をしながら神の守りを期待する、不心得者に対する警告であり、決して、祈願の不必要を述べたものではありません。 神の御神徳を受けようとする人は、当然その真心をもって神を仰ぎ、神に近づき、神に親しまねばなりません。神棚をまつり、神社に参拝し、真剣に神さまに接することで、御神徳を受け得るのです…』

そらそうですわね。皆がこの歌のように祈らなくなったら、神社の存在価値がなくなってしまいますもんね。了解です。北野天満宮へは今後ともおまいりすることにします(笑)

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さて、境内は梅をはじめ、木々の緑が美しい季節となりました。到着したのが午後三時ごろということもあってか、さほどの混雑感はありませんでした。

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それでも、本殿前には例によって鈴振りの長い列ができていました。只今の季節、京都市内は修学旅行の学生さんでにぎわっています。学問の神様の北野天満宮は、受験シーズンか否かを問わず、年中人気のスポットです。どうぞご利益がありますように。

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