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2013年7月

2013年7月31日 (水曜日)

立ちのぼる煙につけて思ふかないつまた我を人のかく見ん(和泉式部)

 後拾遺和歌集第十(哀傷)より和泉式部の歌です。

「山寺に籠りて侍りけるに、人をとかくするが見え侍りければよめる」

539【立ちのぼる煙につけて思ふかないつまた我を人のかく見ん

(たちのぼるけぶりにつけておもうかないつまたわれをひとのかくみん)

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2013年7月30日 (火曜日)

烏稀に水又遠しせみの声(蕪村)

 蕪村の句です。

烏稀に水又遠しせみの声】(からすまれにみずまたとおしせみのこえ)

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2013年7月29日 (月曜日)

浅漬の色や胡瓜の深みどり(素外)

浅漬の色や胡瓜の深みどり】(あさづけのいろやきゅうりのふかみどり)

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2013年7月28日 (日曜日)

夢よりも貰ふ吉事や初茄子(蕪村)

 蕪村の句を鑑賞します。

「几董子より初茄子を贈りたまひければ」

夢よりも貰ふ吉事や初茄子】(ゆめよりももらうきちじやはつなすび)

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2013年7月27日 (土曜日)

おめでたい話(Tシャツ)

 マクドナルドからまた何か届きました。今回は薄っぺらい箱です。「え? 何これ?」

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 開けてみれば、ご当選おめでとうございます! と書いた紙が置いてあり、その下には真っ赤なTシャツが入っています。 「あ! 思い出したぁ!」

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2013年7月26日 (金曜日)

ことば多く早瓜くるゝ女かな(蕪村)

 蕪村の句

ことば多く早瓜くるゝ女かな】(ことばおおくはやうりくるるおんなかな)

 を鑑賞してみます。

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2013年7月25日 (木曜日)

おめでたい話(蛍光ペン)

 カルビー「じゃがり校」のポイント交換プログラムで、蛍光ペンをいただきました。

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2013年7月24日 (水曜日)

則非知之難也、処知則難也(韓非子 説難篇より)

則非知之難也、処知則難也

 これは、韓非子説難(ぜいなん)篇にある言葉です。要約すれば、

物事の真実を知るのは決して難しいことではない。知ったことがらに対してどのように対処していくかが難しいのだ

 という意味の格言です。処世術のひとつとして知られるこの言葉には、どういう背景があるのでしょうか。原文にあたってみました。

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2013年7月23日 (火曜日)

おめでたい話(今年もJリーグチケットが当たった!)

 マクドナルドから封筒が届きました。

「え? もしかして」

 と、封を切ってみると…

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2013年7月22日 (月曜日)

ながらへばまたこの頃やしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき(藤原清輔)

 新古今集巻十八より藤原清輔(ふじわらのきよすけ)の歌を鑑賞します。

1843【ながらへばまたこの頃やしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき

(ながらえばまたこのごろやしのばれんうしとみしよぞいまはこいしき)

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2013年7月21日 (日曜日)

いづくにか船泊てすらむ安礼の崎漕ぎたみ行きし棚無し小舟(高市黒人)

 万葉集巻一より高市黒人(たけちのくろひと)の歌です。

いづくにか船泊てすらむ安礼の崎漕ぎたみ行きし棚無し小舟

(いづくにか ふなはてすらん あれのさき こぎたみゆきし たななしおぶね)

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2013年7月20日 (土曜日)

腹あしき隣同士の蚊遣かな(蕪村)

 蕪村の句を勝手に鑑賞してみます。

腹あしき隣同士の蚊遣かな】(はらあしきとなりどうしのかやりかな)

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2013年7月19日 (金曜日)

飛石にとかぎの光る暑さかな(太祇)

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 暑さの中、涼みがてらに鴨川で遊んでみました。鴨の河原は絶好の納涼スポットです。何かいい句はないかな? と、炭太祇(たんたいぎ、1709-1771)の句を見つけました。

飛石にとかぎの光る暑さかな】(とびいしにとかぎのひかるあつさかな)

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2013年7月18日 (木曜日)

涼しやと草むらごとに立ちよれば暑さぞまさるとこなつの花(よみ人しらず)

 和漢朗詠集夏の部にある歌です。

涼しやと草むらごとに立ちよれば暑さぞまさるとこなつの花

(すずしやとくさむらごとにたちよればあつさぞまさるとこなつのはな)

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2013年7月17日 (水曜日)

我が家に居所捜す暑さかな(宋屋)

 「京都の夏は暑い!」とよく言われます。たとえば京都市外から電車に乗って、京都駅で降りたときに実感としてわかります。乗る前の体感温度と降りた時の体感温度が断然違うのです。ムッとする暑さに体を包み込まれるような印象です。江戸時代中期の俳人で京都の住人宋屋は、そんな京都の暑さを次のように詠みました。

我が家に居所捜す暑さかな】(わがいえにいどころさがすあつさかな)

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2013年7月16日 (火曜日)

鉾にのる人のきほひも都哉(其角)

 祇園祭宵山に行った友人から、「すごい人です!」と写真を送ってきました。

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 四条通りでしょうか? 大ぜいの囃子方が乗っているのがわかります。…というわけで今回は焦門の筆頭、其角の句を取り上げてみます。

鉾にのる人のきほひも都哉】(ほこにのるひとのきおいもみやこかな)

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2013年7月15日 (月曜日)

月鉾や児の額の薄粧(曾良)

 芭蕉七部集「猿蓑巻之二」にある曾良の句です。

月鉾や児の額の薄粧】(つきほこやちごのひたいのうすけわい)

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2013年7月14日 (日曜日)

いなづまやきのふは東けふは西(其角)

 焦門十哲の筆頭にも数えられる其角の句です。

いなづまやきのふは東けふは西】(いなづまやきのうはひがしきょうはにし)

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2013年7月13日 (土曜日)

夏日作(元政上人)

 江戸時代初めの僧侶で詩人の元政(げんせい)上人の漢詩、「夏日作」を鑑賞します。

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2013年7月12日 (金曜日)

鉾処処にゆふ風そよぐ囃子哉(太祇)

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鉾処処にゆふ風そよぐ囃子哉】(ほこしょしょにゆうかぜそよぐはやしかな)

 炭太祇の句です。祇園祭宵山の景とされます。通りに面した二階からながめているのでしょうか。夕風に吹かれていると華やかな祇園囃子が聞こえてくる、というのです。祇園祭の雰囲気をうまく表現した、なかなかオシャレな句です。

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2013年7月11日 (木曜日)

もろともに苔の下には朽ちずして埋もれぬ名を見るぞかなしき(和泉式部)

 金葉和歌集雑歌下より、和泉式部の歌を鑑賞します。

もろともに苔の下には朽ちずして埋もれぬ名を見るぞかなしき

(もろともにこけのしたにはくちずしてうずもれぬなをみるぞかなしき)

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2013年7月10日 (水曜日)

炎天や十一歩中放屁七つ(永田耕衣)

 図書館でブログのネタ探しをしていて、目にとまった句です。

炎天や十一歩中放屁七つ

 思わず「プッ」っと吹き出してしまいました。この場にて鑑賞してみます。

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2013年7月 9日 (火曜日)

蕪村公園にて。

 所用で大阪に行く機会があり、時間もあったので『蕪村公園』に寄ってみました。

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 蕪村公園は、蕪村の故郷とされる大阪市都島区毛馬にあります。2009年にオープンしたのだそうです。訪ねるのは今回が初めてでした。

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2013年7月 8日 (月曜日)

なんとけふの暑さはと石の塵を吹く(鬼貫)

 本日、九州から近畿・東海地方までの梅雨明けが発表されました。京都では平年より13日も早いのだそうです。ホント、暑かったです。いよいよ夏本番ですね。

 …というわけで、今回は鬼貫の句を鑑賞します。

なんとけふの暑さはと石の塵を吹く

(なんときょうのあつさはと いしのちりをふく)

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2013年7月 7日 (日曜日)

庭の面はまだかわかぬに夕立の空さりげなく澄める月かな(従三位頼政)

 新古今集巻三夏歌より、源三位頼政の歌を鑑賞します。

(夏月をよめる)

庭の面はまだかわかぬに夕立の空さりげなく澄める月かな】(267)

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2013年7月 6日 (土曜日)

ステテコや彼にも昭和立志伝(小沢昭一)

昨年末に亡くなられた小沢昭一さんの句です。

ステテコや彼にも昭和立志伝】(すててこやかれにもしょうわりっしでん)

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2013年7月 5日 (金曜日)

墨子悲絲、楊朱泣岐(蒙求)

 中国の古典蒙求に、『墨子悲絲(ぼくしひし)』、『楊朱泣岐(ようしゅきゅうき)』という言葉があります。

淮南子曰、楊子見逵路而哭之、為其可以南可以北、墨子見練絲而泣之、為其可以黄可以黒、高誘曰、憫其本同而末異

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2013年7月 4日 (木曜日)

行行重行行(古詩十九首其一)

文選雑詩上より、古詩十九首 其一を鑑賞します。

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2013年7月 3日 (水曜日)

おのずから涼しくもあるか夏衣ひもゆふぐれの雨のなごりに(藤原清輔)

 新古今集巻三夏歌より、藤原清輔の歌を鑑賞します。

おのずから涼しくもあるか夏衣ひもゆふぐれの雨のなごりに】(264)

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2013年7月 2日 (火曜日)

自詠(菅原道真)

菅原道真の漢詩「自詠」を鑑賞します。

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2013年7月 1日 (月曜日)

水底を見て来た顔の小鴨哉(丈草)

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 ↑ 東寺の「小野道風ゆかりの柳」の横の池に鴨がいました。

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