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2013年8月

2013年8月31日 (土曜日)

おめでたい話(Edyを受け取る)

 今朝、何気なしにスマホのEdy残高を確認したら、Edyを受け取るのところにオレンジ色の帯で「1件」と表示されているのに気づきました。

 「アレ? なにこれ?」

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2013年8月30日 (金曜日)

いつとても恋しからずはあらねども秋の夕べはあやしかりけり(よみ人知らず)

 古今集を眺めていたら、546番よみ人知らずの歌に目がとまりました。

いつとても恋しからずはあらねども秋の夕べはあやしかりけり

(いつとてもこいしからずはあらねどもあきのゆうべはあやしかきけり)

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2013年8月29日 (木曜日)

仰のけに落て鳴けり秋の蝉(一茶)

 一茶の句を鑑賞します。

仰のけに落て鳴けり秋の蝉】(あおのけにおちてなきけりあきのせみ)

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2013年8月28日 (水曜日)

夕づく日さすやいほりの柴の戸にさびしくもあるかひぐらしの声(前大納言忠良)

 新古今和歌集269、前大納言忠良(さきのだいなごんただよし)の歌を鑑賞します。

 「千五百番歌合に」

夕づく日さすやいほりの柴の戸にさびしくもあるかひぐらしの声

(ゆうづくひさすやいおりのしばのとにさびしくもあるかひぐらしのこえ)

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2013年8月27日 (火曜日)

照鏡見白髪(張九齢)

 唐詩選をパラパラとめくっていたら、張九齢の詩が目にとまりました。

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2013年8月26日 (月曜日)

木の間よりもりくる月の影見れば心づくしの秋は来にけり(よみ人知らず)

 古今集184番、題しらず、よみ人知らずの歌を鑑賞します。

木の間よりもりくる月の影見れば心づくしの秋は来にけり

(このまよりもりくるつきのかげみればこころづくしのあきはきにけり)

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2013年8月25日 (日曜日)

海ならずたたへる水の底までも清き心は月ぞてらさむ(菅原道真)

 8月25日、天神さんです。北野天満宮におまいりしました。

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2013年8月24日 (土曜日)

水桶にうなづきあふや瓜茄子(蕪村)

 蕪村句集より、

「青飯法師にはじめて逢けるに、旧識のごとくかたりあひて」

水桶にうなづきあふや瓜茄子】(みずおけにうなずきあうやうりなずび)

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2013年8月23日 (金曜日)

とある日、風呂場にて。

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「あなた! 蚊が出たよ! 蚊! 蚊!」

「大きな声出して、どうした?」

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2013年8月22日 (木曜日)

「中国文学十二話」(奥野信太郎著)を読んで

 先日の下鴨納涼古本まつりで見つけた本です。昭和43年8月20日発行とあります。

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2013年8月21日 (水曜日)

おめでたい話(カトラリーセット)

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 カルビー「じゃがり校」のポイント交換プログラムで、カトラリーセットをいただきました。

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2013年8月20日 (火曜日)

かんこどり可もなく不可もなく音哉(蕪村)

 蕪村の句です。

かんこどり可もなく不可もなく音哉】(かんこどりかもなくふかもなくねかな)

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2013年8月19日 (月曜日)

古今集522(よみ人知らず)

行く水にかずかくよりもはかなきは思はぬ人を思ふなりけり

(ゆくみずにかずかくよりもはかなきはおもわぬひとをおもうなりけり)

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2013年8月18日 (日曜日)

たのしみは心をおかぬ友どちと笑ひかたりて腹をよるとき(橘曙覧)

 先日、職場の人たちとビアガーデンに行きました。橘曙覧の歌です。

たのしみは心をおかぬ友どちと笑ひかたりて腹をよるとき

(たのしみはこころをおかぬともどちとわらいかたりてはらをよるとき)

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2013年8月17日 (土曜日)

六月の地さへ割けて照る日にもわが袖乾めや君に逢はずして(万葉集)

 万葉集巻十にある、夏の相聞歌です。

六月の地さへ割けて照る日にもわが袖乾めや君に逢はずして】1995

(みなづきのつちさえさけててるひにもわがそでひめやきみにあわずして)

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2013年8月16日 (金曜日)

大の字に寝て涼しさよ淋しさよ(一茶)

 一茶の句です。

大の字に寝て涼しさよ淋しさよ】(だいのじにねてすずしさよさびしさよ)

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2013年8月15日 (木曜日)

行々し大河はしんと流れけり(一茶)

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 一茶の句を鑑賞します。

行々し大河はしんと流れけり】(ぎょうぎょうしたいがはしんとながれけり)

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2013年8月14日 (水曜日)

燃立て貌はづかしき蚊やり哉(蕪村)

 蕪村の句です。

燃立て貌はづかしき蚊やり哉】(もえたちてかおはずかしきかやりかな)

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2013年8月13日 (火曜日)

手にとれば歩行たく成る扇哉(一茶)

 猛暑続きの今年、駅のホームや車内、あるいはバス車内で、扇子を使う人をよく見かけます。高齢の方に多いようですけど、あれって、見た目おしゃれだなぁと思う反面、意外に迷惑なこともあります。特に混雑した場所で使われると、傍の者にとっては欲しくもない風が当たったり、扇子にしみ込ませてある妙な香りが漂ってきたり、パタパタと動かす手元を見るだけでも目ざわりだったりします。中には冷房がよく効いているにもかかわらず扇ぎ続ける人もいて、いったいなんのために扇いでるの? と思うことさえあります。

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2013年8月12日 (月曜日)

ゆく水や竹に蝉鳴く相国寺(鬼貫)

ゆく水や竹に蝉鳴く相国寺】(ゆくみずやたけにせみなくしょうこくじ)

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2013年8月11日 (日曜日)

第26回 下鴨納涼古本まつり

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 お盆の季節恒例の下鴨神社糺の森「納涼古本まつり」が本日初日でした。さっそく行ってきました。

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2013年8月10日 (土曜日)

朝風に毛を吹れ居る毛むし哉(蕪村)

朝、散歩していたら、いつもの木の幹に何か緑色のモノが這っています。

「毛虫や! 気持ちワル~」

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2013年8月 9日 (金曜日)

夕だちの始をはりを濡にけり(常世田長翠)

 江戸時代中期の俳人長翠の句、

夕だちの始をはりを濡にけり】(ゆうだちのはじめおわりをぬれにけり)

 を鑑賞します。

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2013年8月 8日 (木曜日)

不憤不啓、不悱不発(論語)

子曰、不憤不啓、不悱不発、挙一隅不以三隅反、則不復也(述而第七・8)

『子曰く、憤(ふん)せずんば啓(けい)せず、悱(ひ)せずんば発(はっ)せず、一隅(いちぐう)を挙げて三隅(さんぐう)を以て反(かえ)らざれば、則ち復(ふたた)びせず』

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2013年8月 7日 (水曜日)

そよりともせいで秋立つことかいの(鬼貫)

 本日立秋。有名な鬼貫の句を勝手に鑑賞します。

そよりともせいで秋立つ事かいの】(そよりともせいであきたつことかいの)

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2013年8月 6日 (火曜日)

大木を見てもどりけり夏の山(闌更)

 江戸中期の俳人、闌更の句を鑑賞してみます。

大木を見てもどりけり夏の山】(たいぼくをみてもどりけりなつのやま)

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2013年8月 5日 (月曜日)

涼しさや鐘をはなるゝかねの声(蕪村)

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涼しさや鐘をはなるゝかねの声】(蕪村)

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2013年8月 4日 (日曜日)

横になれ他人はまぜぬうちは也(紹簾)

 江戸時代中期の俳人紹簾の句を鑑賞してみます。

横になれ他人はまぜぬうちは也】(よこになれたにんはまぜぬうちわなり)

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2013年8月 3日 (土曜日)

わくら葉に取付て蝉のもぬけ哉(蕪村)

 蕪村遺稿にある句です。

わくら葉に取付て蝉のもぬけ哉】(わくらばにとりついてせみのもぬけかな)

※わくら葉=夏にもかかわらず、枯れて変色した葉。病葉。

※蝉のもぬけ=セミの幼虫が脱皮して羽化したあとの抜け殻。

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2013年8月 2日 (金曜日)

世をそむく苔の衣はたゞ一重貸さねば疎しいざ二人寝ん(遍昭)

 後撰集巻十七雑三より、小野小町僧正遍昭の贈答歌を鑑賞します。

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2013年8月 1日 (木曜日)

涼しさや都を竪に流れ川(蕪村)

 蕪村の句です。

涼しさや都を竪に流れ川】(すずしさやみやこをたつにながれがわ)

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