欠け欠けて月もなくなる夜寒哉(蕪村)
蕪村の句です。
【欠け欠けて月もなくなる夜寒哉】(かけかけてつきもなくなるよさむかな)
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蕪村の句です。
【欠け欠けて月もなくなる夜寒哉】(かけかけてつきもなくなるよさむかな)
平安時代後期の歌人、源俊頼の歌です。
【夕されば萩女郎花なびかしてやさしの野辺の風のけしきや】
(ゆうさればはぎおみなえしなびかしてやさしののべのかぜのけしきや)
西行の歌です(山家集より)
【みちのくのおくゆかしくぞおもほゆる壺のいしぶみ外の浜風】
(みちのくのおくゆかしくぞおもほゆるつぼのいしぶみそとのはまかぜ)
古今集巻二十、東歌にある歌(1091)です。
【みさぶらひみかさと申せ宮城野の木の下露は雨にまされり】
(みさぶらいみかさともうせみやぎののこのしたつゆはあめにまされり)
後拾遺集751、左京大夫道雅の歌を鑑賞します。
【みちのくの緒絶の橋やこれならんふみみふまずみ心まどはす】
(みちのくのおだえのはしやこれならんふみみふまずみこころまどわす)
カルビー「じゃがり校」のポイント交換プログラムで、またまたじゃがりこのふたをいただきました。
三連休を利用して宮城県の「松島」を訪問しました。先の震災の被害を大きく受けたようですが、全く感じさせないくらいに復興しておりました。今回は頼山陽の父、頼春水(らいしゅんすい)の作品を鑑賞します。
芭蕉の句です。
【蜘蜘何と音をなにと鳴く秋の風】(くもなんとねをなんとなくあきのかぜ)
古今集恋四692、よみ人しらずの歌です。
【月夜よし夜よしと人に告げやらば来てふに似たり待たずしもあらず】
(つきよよしよよしろひとにつげやらばこちょうににたりまたずしもあらず)
このところ、さわやかな秋空が続きます。焦門の凡兆の句です。
【上行と下くる雲や秋の天】(うえゆくとしたくるくもやあきのそら)
昨夜は十五夜でした。後拾遺集264より赤染衛門の歌を鑑賞します。
【今宵こそ世にある人はゆかしけれいづこもかくや月を見るらん】
(こよいこそよにあるひとはゆかしけれいづこもかくやつきをみるらん)
今宵は十五夜です。白楽天の詩を鑑賞します。
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後拾遺集より藤原国行の歌です。
「題しらず」
【白妙の衣の袖を霜かとて払へば月の光なりけり】
(しろたえのころものそでをしもかとてはらえばつきのひかりなりけり)
松永貞徳の句です。
【皆人のひるねのたねや秋の月】(みなひとのひるねのたねやあきのつき)
明恵上人の歌です。
【あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月】
(あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかやつき)
蕪村の句です。
【市人のよべ問かはす野分かな】(いちびとのよべといかわすのわきかな)
後拾遺集(256)より藤原長能の歌を鑑賞します。
【いつも見る月ぞと思へど秋の夜はいかなる影をそふるなるらん】
(いつもみるつきぞとおもえどあきのよはいかなるかげをそうるなるらん)
先日、うちのお年寄りが受けた大腸がん診断で、潜血反応が出ました。で、内視鏡検査を受けることになり、病院前の薬局で大腸検査食を購入しました。
(以下、私と薬局のお姉さんとの会話です。先に言っておきますけど、つまらないですよ)
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焦門十哲のひとり、各務支考の句を鑑賞してみます。
【梢まで来て居る秋の暑さ哉】(こずえまできているあきのあつさかな)
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後拾遺集巻十七より、斎宮女御(徽子女王)の歌を鑑賞します。
【大空に風待つほどのくものいのこゝろぼそさを思ひやらなむ】
(おおぞらにかぜまつほどのくものいのこころぼそさをおもいやらなん)
古今集巻四より、紀貫之の歌を鑑賞します。
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「秋立つ日、うへのをのこども、賀茂の河原に川逍遥しける供にまかりてよめる」
170【川風の涼しくもあるかうち寄する波とともにや秋は立つらむ】
好天の九月九日、車折神社の「重陽祭」を見学しました。
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「重陽の節句」を詠んだ李白の詩を鑑賞します。
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蕪村の句です。
【秋風におくれて吹や秋の風】(あきかぜにおくれてふくやあきのかぜ)
古今集巻十一528番、よみ人知らずの歌を鑑賞します。
【恋すればわが身は影になりにけりさりとて人にそはぬものゆゑ】
(こいすればわがみはかげになりにけりさりとてひとにそわぬものゆえ)
全国的に不安定な空模様の日が続いています。京都も例外ではありません。今日などは午前中は晴れ、午後からは降ったりやんだりで、強く降る時間帯もありました。秋の長雨という言葉もありますが、もはやそんな季節がやってきたのでしょうか?
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芭蕉七部集「猿蓑」より史邦(ふみくに)の句を鑑賞します。
【はてもなく瀬のなる音や秋黴雨リ】(はてもなくせのなるおとやあきついり)
樋口一葉の歌を一首鑑賞します。
【我ばかり物を思ふと思ひしに夜ただ音になく虫もありけり】
(わればかりものをおもうとおもいしによただねになくむしもありけり)
【行水のすて所なき虫のこゑ】
(ぎょうずいのすてどころなきむしのこえ)
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