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2013年9月24日 (火曜日)

松島(頼春水)

 三連休を利用して宮城県の「松島」を訪問しました。先の震災の被害を大きく受けたようですが、全く感じさせないくらいに復興しておりました。今回は頼山陽の父、頼春水(らいしゅんすい)の作品を鑑賞します。

 「松島」(頼春水)

一碧瑠璃澹不波(いっぺきのるりたんとしてなみだたず)

平灣無數點青螺(へいわんむすうせいらをてんず)

月明宛似龍燈出(げつめいあたかもにたりりゅうとうのいずるに)

分付光輝夜色多(こうきぶんぷしてやしょくおおし)

※瑠璃=宝石の一種。

※青螺=青い巻貝。

※龍燈=ここでは「竜宮城の明かり」と解釈しました。

(意訳)一面瑠璃色の海は、静かで波立つこともない。平らな湾には無数の島々が青い巻貝のように点在している。月明かりはあたかも竜宮城を照らすライトだ。光が適当に分散して、夜の雰囲気はすばらしい。

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 芭蕉の奥の細道を持ちだすまでもなく、かつて松島の風景は人々の憧憬の的でした。この詩も、現代人から見ればちょっとおおげさな感じがします。遊覧船でぐるっとひとまわりできる現代とは雲泥の差があります。

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 それでもさすがに日本三景の一つです。風光明媚なことに代わりはありません。自然と共存しつついつまでも残しておきたい風景です。

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 実際、夜景を撮りたかったのですが、どうも街灯が邪魔をして、うまく撮影できませんでした。

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 …なので夕景です(苦笑)

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【759】

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