« あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月(明恵上人) | トップページ | 白妙の衣の袖を霜かとて払へば月の光なりけり(藤原国行) »

2013年9月17日 (火曜日)

皆人のひるねのたねや秋の月(貞徳)

 松永貞徳の句です。

皆人のひるねのたねや秋の月】(みなひとのひるねのたねやあきのつき)

(意訳)このところ昼間から眠そうな顔をしている人が多い…、そうか! お月見が昼寝のタネになっているのか。みんな、毎晩夜更かしして秋の月を愛でているからなぁ。

※ひるねのたね=昼寝の種、昼寝の原因・理由。

ーーーーー

 貞門俳諧の典型、ただの言葉遊びで余情も何もありません(苦笑) 「秋の月」は、一応仲秋の名月のことらしいですけど、特にこだわる必要もないでしょう。 むしろ毎夜毎夜お月見の宴会を繰り返し、ここ数日眠くて仕方ないと考えたほうがおもしろいです。余情はなくとも、サラリーマン川柳の佳作に採られそうな穿ちの一句です。

7521

 写真は今宵の月。十五夜の宵宵月です。先日、台風18号がすさまじい雨風をもたらしてから、昼も夜も雲ひとつない空模様が続いています。連日ブログを書いて夜更かししても、悲しいかな、私には「ひるねのたね」にはできません。叱られてしまいます(笑)

【752】

« あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月(明恵上人) | トップページ | 白妙の衣の袖を霜かとて払へば月の光なりけり(藤原国行) »

勝手に鑑賞「古今の詩歌」」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 皆人のひるねのたねや秋の月(貞徳):

« あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月(明恵上人) | トップページ | 白妙の衣の袖を霜かとて払へば月の光なりけり(藤原国行) »