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2013年9月21日 (土曜日)

上行と下くる雲や秋の天(凡兆)

 このところ、さわやかな秋空が続きます。焦門の凡兆の句です。

上行と下くる雲や秋の天】(うえゆくとしたくるくもやあきのそら)

 詩歌を鑑賞していると、ときどきハッとさせられる作品に出会います。この句などはそのひとつです。たしかに、上の雲と下の雲が逆の方向に動いていることがあります。秋が深まってくると多いようですから、たぶん気流の関係でしょう。いわゆる季節風かな? ただ、普段はボ~っと歩いているから意識していないんです。で、こういう句を見つけると「鋭いところに目をつけたな」と、変に感心することになります。凡兆さんやりますね。なかなか観察眼の鋭い人です。

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