壱番大吉…車折神社おみくじ。
2014年、おだやかなお正月です。家族そろって車折神社に初詣に行きました。
中学生の孫がおみくじを引き、大吉が出たと言って大喜びです。でも、書いてある言葉の意味がわからないと、おじいちゃんに聞いてきました。見れば、
「壱番 大吉」
【人はみなかよひ車の社にてうくるは神の恵なりけり】
(ひとはみなかよいぐるまのやしろにてうくるはかみのめぐみなりけり)
と、車折神社にちなんだ歌のようです。さっそく意訳してやります。
「…どれどれ、『人はみなかよひ車の社にてうくるは神の恵なりけり』か、なるほど、これはいいのを引いたね。車折神社におまいりした人は皆、神さまの恵みを受けるよ、という意味だよ。「みなかよひ」に「皆」と「仲良い」がかけてあるところがミソかな。今年一年、家族も友達も、みんな仲良く過ごせればいいね。よかったなぁ、正月早々大吉で」
とはいうものの、野球少年の彼には、歌の解釈よりも“一番”を引いたことのほうがうれしかったようです。がんばれー(笑)
【860】
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