第三十二回 春の古書大即売会
みやこめっせで開かれている「第三十二回 春の古書大即売会」に、今年も出かけました。
例年5月1日~5日まで開催されるこの即売会には、3年連続で初日から訪れています。筆者が行ったのは午後2時過ぎ。会場内は大勢の古本ファンでにぎわっていました。消費税が8%になったからでしょうか。今年は従来の内税から外税方式に変更になっていました。だからといって本体価格が下がったとも思えず、要するに値上げかな? それでもレジには長い列ができていました。古書業界も本格的な景気回復期を迎えたのかもしれません。
で、筆者が今回購入した中の一冊、角川学芸出版編の「地名・俳枕必携」です。古書としてはあまり見かけないなと思ったら、昨年三月の新刊でした。いわゆる地名俳句を集めたもので、芭蕉から現代俳句まで13000句以上収録してあるとの由。解説等は何もないものの、当ブログ書きにはもってこいの一冊です。¥500+税というのは、かなりお得だったのではないでしょうか。
これといって目的の本があるわけではない古本まつりは、まさに「一期一会」です。たまたま見つけた一冊の本に、思わぬ収穫のあることがあります。今回のこの本からは、どんな感動の句に出会うでしょうか…。もしかして、思い出の一冊になるかも?(笑)
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