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2014年5月11日 (日曜日)

芍薬や根よりも花は気の薬(毛吹草)

毛吹草巻第五夏にある孝庸という人の句です。

芍薬や根よりも花は気の薬】(しゃくやくやねよりもはなはきのくすり)

(意訳)芍薬は根が薬になるというけれど、美しい花を見ているだけでも「気の薬」になるというものだ。

※気の薬=心が癒される意。

ーーーーー

 名前からもわかるように芍薬(シャクヤク)は、根が漢方の薬になるのだそうです。消炎・鎮痛などに効能があるとのこと。ボタン科の多年草で、ボタンと同様、晩春から初夏にかけて花を咲かせます。

9881(府立植物園にて)

 先日訪ねた府立植物園でも、ちょうど花が咲き始めていました。女性の形容で、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というのがありますが、まさに美人女性の立ち姿を思わせます。すっと伸びた茎に、色鮮やかで大きな花を開いていました。『薬になるのは根だけじゃない。むしろ美しい花のほうに心が癒される』 という毛吹草の句に納得です(笑)

【988】

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