夏風邪はなかなか老に重かりき(虚子)
夕べから体がだるく、どうやら風邪をひいたようです。夏風邪でしょうか。こういうとき、古人の詠んだ句はないものかと探すと、高浜虚子の句がありました。
【夏風邪はなかなか老に重かりき】(なつかぜはなかなかおいにおもかりき)
夕べから体がだるく、どうやら風邪をひいたようです。夏風邪でしょうか。こういうとき、古人の詠んだ句はないものかと探すと、高浜虚子の句がありました。
【夏風邪はなかなか老に重かりき】(なつかぜはなかなかおいにおもかりき)
空海の漢詩、後夜聞仏法僧鳥(後夜、仏法僧鳥を聞く)を鑑賞してみます。
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(大田神社にて)
江戸時代はじめの俳諧論書「毛吹草」から、カキツバタを詠んだ句を鑑賞します。
【夏といへばまづ心にやかけつはた】(なつといえばまずこころにやかけつばた)
犬子集より、江戸時代初期の俳人、鶏冠井良徳(かえでいりょうとく、1589-1679)の句です。
【絵師も此匂ひはいかでかきつばた】(えしもこのにおいはいかでかきつばた)
藤原俊成の歌です。
【神山やおほたの沢の杜若ふかきたのみは色にみゆらむ】
(かみやまやおおたのさわのかきつばたふかきたのみはいろにみゆらん)
夏目漱石の句です。
【朧夜や顔に似合ぬ恋もあらん】(おぼろよやかおににあわぬこいもあらん)
ゴールデンウイーク明けに種をまいた朝顔の芽が出てきました! 江戸時代中期の俳人高桑蘭更(たかくわらんこう、1726-1798)の句です。
【雨二日はや朝顔の芽生かな】(あめふつかはやあさがおのめばえかな)
蕪村の句です。
【春雨や暮なんとしてけふも有】(はるさめやくれなんとしてきょうもあり)
毛吹草巻第五夏にある孝庸という人の句です。
【芍薬や根よりも花は気の薬】(しゃくやくやねよりもはなはきのくすり)
芭蕉の句です。
【木隠れて茶摘みも聞くやほととぎす】(こがくれてちゃつみもきくやほととぎす)
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